GRS(Graphic Recorder System)とは?
GRSはPETボトル製造ラインを中心に
多くの工場で好評を頂いております
GRS(Graphic Recorder System)とは、最大30枚/秒で 1000万枚の製品の外観検査・画像保存ができるシステムです。
製品の外観を一つ一つチェックし、全数記録することで品質管理や トレーサビリティをサポートします。
GRSの動画紹介
GRSの主な機能
全数チェックが行える
目視確認やサンプリング画像での確認では取りこぼす可能性のある外観チェックを全数画像保存により、いつでも製造ラインの画像を確認できる保守性を担保することができます。
全数エビデンスとして利用可能
万一、不良品が発生した場合やクレーム等が入った場合でも該当する製造ラインの画像を確認することで、原因の調査やいたずらクレームの判別などに役立てることができます。
全数画像保存によるトレーサビリティ
各種検査機器と連動可能で、NG時の画像確認を行えるだけでなく、梱包後に何らかの問題が発覚した場合でもひとつづつ開封して探すことなく、迅速に該当製品を発見でき、場外流出を防ぐことなどができます。
GRSの特長
- 各種検査機器との連動カスタマイズが可能で同期さえあえば、何でも録画可能です。
- 精密検査機器などの追加導入に比べ、非常に低コストで効率よく品質管理のレベルを向上できます。
- 全数保存を容易に行え、標準で10KB程度の画像のため長期間の連続録画も可能です。
- データ保存なので、HDDの容量が無くなったらHDDを取り換えることで、長期間の保存も可能です。
- アナライズ機能により、グラフ化でNG確認ができる他、検査機と連動しNGマークを付けることも可能です。
GRSの開発背景
GRSは飲料水メーカーや製薬会社から相談を受け、開発がスタートしました。
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再検査用画像データの保管問題
製品の再検査用ビデオ録画をしていた製薬会社から「再生テープが溜まる」「管理が困難」「再生時に該当箇所を探したり、再生に時間が掛かる」などの相談がありました。
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クレーム対応時のエビデンスが必要
飲料水工場では、設備が近代化し最新となる一方、製品クレームは無くならず、ラインの高速化により目視での検査は不可能となり、無人化工場も増えエビデンスを保管する必要が出てきた。
これらの課題解決を目的にアプリコーポレーションが独自に GRS(Graphic Recorder System)を開発しました。
GRSは進化を続けています
AI エラー判定機能
- 蓄積された画像をAIが学習し、複数の品種が混合するラインでもエラー判定が正確に行えます。
- エラーの種類も学習により、より精度の高い判定が可能です。
ピタッとロボ
- 複雑な型替えの調整を誰でも容易に素早く行えるよう設定を管理するシステムです。
- スマホやタブレットなどで管理が可能で、専用の大型機械の導入などは不要なので、低コストでの導入が可能です。
その他
- 無線LANを活用した異常報告や撮影レポートの自動メール送信など、品質管理のDX化に対応しています。